研究課題/領域番号 |
20390482
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
池田 英治 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (20222896)
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研究分担者 |
須田 英明 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00114760)
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研究協力者 |
BRUCE Matthews 連合王国ブリストル大学, 医学研究所, 教授
MATTHEW Holley 連合王国シェフィールド大学, 生物学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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キーワード | 象牙芽細胞 / ギャップ結合 / イオンチャンネル / 電気カップリング / TRP チャンネル / 歯髄リンパ管 / transjunctional conductance / 歯髄炎 |
研究概要 |
ヒト象牙芽細胞は相互間では方向特異性のないギャップ結合を介して、下層の細胞とは方向特異性のあるギャップ結合して機能複合体を形成していることを電気生理学的に初めて明らかにした。 動水力学的水圧に応じて象牙芽細胞膜の機械的歪み受容イオンチャンネルが開閉するには、エナメル側へテーパーのある象牙細管では矛盾があった。そこで径と励起波長の異なる小球を象牙細管に作用させ、内側象牙細管は細胞突起が栓の役割をすることで、実は逆に狭く(<0.04μm)、水圧の高いスペースであることを明らかにした。 アドレナリンβ2受容器が歯髄芯部だけでなく、象牙芽細胞層に存在することを免疫組織学的に明らかにした。
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