研究課題
基盤研究(B)
本研究では、咀嚼の違いがラット脳線条体におけるドーパミン神経系に及ぼす影響をpositron emission tomography (PET)及びマイクロダイアリシス法(MD)を用いて解明することを目的とした。F344雄性ラットに固形食または粉末食を与え、8週齢及び60週齢に達するまで飼育した。PETの結果、60週齢においてP群はS群に比べ^<11> C-RACの集積が低くなる傾向があった。また、MDの結果、8週齢及び60週齢ともにP群がS群に比べドーパミン放出量が多くなる傾向があった。これらの結果より、咀嚼の違いはドーパミン神経系に対して、分子レベルの影響を及ぼす可能性が考えられた。
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