研究課題
基盤研究(B)
骨粗鬆症では骨量が減少し,骨質も低下する.骨粗鬆症では骨質を決定するコラーゲンが量的・質的に低下するが,下顎骨もその例外ではなかった.骨粗鬆症所見を呈さない下顎骨においてもミネラル量とともにコラーゲンの量的・質的個人差が認められたが,それらは骨量と年齢との間に有意な相関性を示さなかった.下顎骨の骨量にも個人差があるが,骨量は女性の皮質骨以外で加齢によって変化しない傾向であった.下顎骨のコラーゲン生化学的性状は骨量との関連が少なく,むしろ骨質と密接な関連があるものと推測された.
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