研究課題/領域番号 |
20390549
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
川口 貞親 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00295776)
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研究分担者 |
植本 雅治 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (90176644)
岩本 操 武蔵野大学, 人間関係学部, 准教授 (30326962)
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連携研究者 |
瀧尻 明子 関西青少年サナトリウム, 看護師 (70382249)
平野 裕子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50294989)
渡辺 恭子 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (80352011)
前野 有佳里 九州大学, 医学部, 講師 (20432908)
野元 由美 産業医科大学, 産業保健学部, 講師 (90280255)
久保 陽子 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (90412668)
高木 幸子 国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所・自殺予防総合対策センター, 研究生 (50515591)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 看護政策 / 行政 |
研究概要 |
本研究の目的は、全国の医療機関、保健センターを対象として、外国人に対する看護、支援の現状を明らかにすることである。外国人入院患者を受け入れたことのある病院のうち、80.8%の病院が「外国人患者への看護を行って困ることがあった」と回答した。救急指定病院において、外国人の救急外来患者を受け入れて、看護で困ったことがあると回答した病院は86.6%であった。市町村における保健師の外国人に対する保健活動の現状調査では、外国人への対応・支援を経験している保健師のうち、90.3%の者が外国人への支援について困難さを感じていた。今後は医療や保健活動の現場に外国語に堪能な者を配置したり、各国の文化、生活習慣、医療の状況について学べるような研修会を開催するなど、外国人の背景を理解し、その外国人に必要な看護を適切に提供できるような対策が必要であると考えられた。
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