研究分担者 |
二渡 玉江 群馬大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (00143206)
武居 明美 群馬大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (70431715)
堀越 政孝 群馬大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (80451722)
小幡 英章 群馬大学, 医学部, 講師 (20302482)
堤 荘一 群馬大学, 医学系研究科, 助教 (30323356)
瀬山 留加 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10412991)
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研究概要 |
外来化学療法を受ける大腸がん患者に出現する末梢神経障害を的確に捉えるアセスメント指標を作成し,包括的なケア提供モデルの開発を目的とした.指標作成のために,障害程度と日常生活行動,精神・社会面への影響をヒヤリングと測定により明らかにした.その結果,神経学的な反応には特異的な変化はなく妥当な評価ではない.質的調査により障害は性生活行動やスピリチャルペインに影響するトータルな障害であることが明らかとなった.そのため障害のアセスメント指標には"しびれ感覚",身体障害,日常生活・社会生活行動への影響を含むトータルインパクト障害として評価し,包括的なケアモデルを提案する必要があることが示唆された.
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