研究概要 |
本研究では循環器疾患の急性期から維持期にかけての継続し,かつ効果的な自己管理方法の構築をめざして,ユビキタス社会の情報管理に基づいた自己管理支援システムを検討する。循環器疾患患者の個別性や行動変容の段階に応じた,急性期,回復期,維持期へと連携した継続介入プログラムの開発により、教育効果をモニタリングできる自己管理支援システムの構築を行いその効果について検証する。 生活習慣是正のリスク階層化を行い、患者特性に応じての教育内容の提供と、行動変容の過程に添った継続的な教育プログラムを作成する。作成した教育プログラムと対象の健康状態に即した循環器疾患の自己管理モニタリング情報とを、IT(information technology)を用いた自己管理方法として策定し、患者・看護職双方が活用できる、循環器疾患患者の自己管理能力を高めるための支援システムを開発する。
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