この研究はリンパ浮腫治療・ケアの質の保証に向けて、教育・研究・治療・ケアの実践の3方向からアプローチし、リンパ浮腫治療・ケアの体制を確立することであった。そのため教育班・研究班・治療・ケア研究班体制とした。 研究目的 (1)教育班の目的:現在のリンパ浮腫治療専門家教育はどのようになっているのか、また、今後どのような教育をすべきなのかを実態を調査しながら教育体制を、カリキュラムなどを作る。 (2)研究班の目的:リンパ浮腫治療に関する研究が非常に少なく特にRCTのような介入研究が少ないため治療・ケアのエビデンスが蓄積されない。研究概要を調査しながら、エビデンスレベルの高いレベルをデザインし、実施する。 (3)リンパ浮腫治療はどこで行われ、どのように行われているのか、今後治療体制としてどのような治療体制とすべきなのかを検討するという3つの目的のもとに実行した。
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