研究課題/領域番号 |
20390566
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研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
堀内 成子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (70157056)
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研究分担者 |
江藤 宏美 聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (10213555)
大隅 香 聖路加看護大学, 看護学部, 助教 (70407625)
西原 京子 (財)東京都医学研究機構, 東京都精神医学総合研究所, 研究員 (80172683)
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キーワード | 睡眠 / 胎動 / 妊婦 / ハイリスク妊娠 / 加速度センサー |
研究概要 |
妊産褥婦の睡眠研究を1990年頃より続けてきた研究者らは、妊婦の就寝中の胎動モニタリング装置を2006年度に開発した(WO2006/082977国際公開)。この装置は、加速度センサーを用いた一種のマイクロホンで胎動を長時間記録するものである。本研究の目的は、実用化にむけての健康妊婦の基礎データを集積すると共に、利用ニーズをもつ貴重児妊娠の不安軽減につながるかどうかの適用を探索することである。 対象:妊娠初期の女性は、健康妊婦群:(現在妊娠中の妊婦20人、ハイリスク・貴重児妊娠群(産科歴に不妊治療のある妊婦および過去に死産・新生児死亡を経験した妊婦)5人程度とする。 対象リクルートの手順は、妊娠16週前後に研究の趣旨説明をおこなう。健康妊婦群に対しては、助産所を通じて、研究の説明書を掲示して対象者を公募する。ハイリスク・貴重児妊娠群に対しては、セルフヘルプ・グループ.のリーダーおよび世話人を通じ研究計画を説明し、条件にある人を紹介してもらう。 測定時期は、原則4週間に1晩の記録とする。(妊娠20週、24週、28週、32週、36週、40週)胎動の種類別波形の探索については、「蹴り」「ローリング」「しゃっくり様運動」などの特徴的な動きを波形として把握できるかどうか分析する。 上記の研究計画を聖路加看護大学研究倫理審査委員会に提出し、承認を得た。(承認番号08-064、2008年11月19日付)データ収集を開始できる環境を整え、健康妊婦班からデータ収集を始めた。
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