研究課題/領域番号 |
20401003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小林 浩二 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30111793)
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研究分担者 |
伊藤 貴啓 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10223158)
呉羽 正昭 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (50263918)
伊藤 徹哉 立正大学, 地球環境科学部, 准教授 (20408991)
飯嶋 曜子 獨協大学, 外国語学部, 講師 (20453433)
小原 規宏 茨城大学, 人文学部, 講師 (40447214)
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研究協力者 |
中台 由香里 東京女子大(非)
佐々木 リディア 東京都多摩市国際交流センター
GABRIELA Dirloman Nikolae Kretzulescu Commercial High School(Romania)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | ルーマニア / ブルガリア / ルカル / マグラ / プロフェソア・イシルコヴォ / トランスフォーメーション / レスティチューション / ルーラル・ツーリズム |
研究概要 |
ルーマニアの一集落ルカルの調査によると、ルカルでは、1990年以降、ルーラル・ツーリズムが発展し、重要な役割を担うようになっている。森林伐採は大きく進んだが、マネジメントプランの策定後、その程度は減少している。問題点として、ルカル住民の格差(生活環境)が拡大していることがあげられる。また、ルカルの住民自らの居住地に関する認識をみると、風景と自然、地域社会の連帯を高く評価しているが、森林の過伐採や採草地の荒廃に危惧を抱いている。 ブルガリアの一集落プロフェソア・イシルコヴォの調査によると、集落内に存在する農業協同組合が雇用の創設等、経済の面のみならず、生活環境の維持・発展において重要な役割を果たしている。EUや国の農村開発政策が確実に実施されてきたが、問題点として、地方自治体がまだ十分な行政能力を有していないことや財政的負担が大きいことから、十分機能していないことがあげられる。
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