研究課題/領域番号 |
20401007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
細田 尚美 香川大学, インターナショナルオフィス, 講師 (70452290)
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研究分担者 |
アビナレス PN 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (60314267)
石井 正子 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 特任准教授 (40353453)
渡邉 暁子 東洋大学, 社会学部, 助教 (70553684)
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研究協力者 |
堀拔 功二 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 国際労働力移動 / アイデンティティ / 民族間関係 / フィリピン / 中東・湾岸地域 / アラブ首長国連邦 / 移民 / グローバル化 |
研究概要 |
本研究は、アラブ首長国連邦のドバイで働く2つの民族集団の海外出稼ぎの経験とアイデンティティの再編を比較検討した。その結果、ドバイでは職場や公共空間などにおけるフィリピン人同士の日常的な交流活動を通じて「フィリピン人」としてのアイデンティティが強まる傾向がみられる一方、階層や宗教が異なる場合は交流の機会が限定的であることが明らかとなった。特に、本国における社会経済的状況に大きな差があるムスリムの女性家事労働者とそれ以外のフィリピン人の交流が最も少なかった。
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