研究課題/領域番号 |
20401013
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
廣田 律子 神奈川大学, 経営学部, 教授 (70260990)
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研究分担者 |
吉野 晃 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60230786)
丸山 宏 筑波大学, 人文社会科学研究科, 教授 (00229626)
松本 浩一 筑波大学, 図書館情報メディア研究科, 教授 (00165888)
森 由利亜 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30247259)
泉水 英計 神奈川大学, 経営学部, 准教授 (20409973)
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キーワード | 宗教学 / 民俗学 / 民族学 / 文化人類学 / 祭祀儀礼 |
研究概要 |
2008年11/26〜12/9に湖南省藍山県〓源郷湘藍村瑶族が実施した度戒儀礼の総合的調査を行なった。儀礼全体の内容について詳細な記録を取り、儀礼の進行に必要不可欠な儀礼文献や文書が儀礼的実践の中でどの段階で如何なる目的をもって使用されるか記録することに重点を置いた。儀礼の中で行なわれる動作と文献の読誦の両面を空間と時間にわたって記録に留めた他、儀礼の執行に関わる宗教者、受礼者はもとより観衆等への聞き書きや観察を行ない、瑶族の儀礼全容を明らかにする為の資料収集に努めた。 現在収集した資料の整理を進め、文献資料及映像画像資料のデータ化を進めている。 今回のプロジェクト実施にあたり、調査研究拠点として神奈川大学内にヤオ族文化研究飯を設立した。現地協力機関として中国湖南省民間文芸家協会に度戒儀礼の開催準備を依頼した。あわせて湖南省藍山県入民政府及〓源郷湘藍村の協力を得たが、収集した映像画像資料に関して無形文化遺産保護の見地から、資料の提供と利用に関して協定書を交わした。 ヤオ族文化研究所は2009年3月にホームページを開設し、また3月に『ヤオ族文化研究所通訊』を刊行し、調査研究の報告公開に努めている。
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