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2009 年度 実績報告書

大英博物館蔵日本版画・浮世絵の総合カタロギング

研究課題

研究課題/領域番号 20401016
研究機関立命館大学

研究代表者

赤間 亮  立命館大学, 文学部, 教授 (70212412)

キーワード浮世絵 / デジタルアーカイブ / 役者 / 武者絵 / 歴史画 / 摺物 / 写楽 / 絵本
研究概要

8月から9月にかけて、第3回目の大規模な調査・デジタル撮影作業を行った。若手研究者のインターンシップ型資金別資金により、協力者を同行し、撮影枚数は、約3000枚であった。また、この期間において、写楽作品などコレクションの内容として類似のフランス・ストラスブール博物館、スコットランド国立博物館、イタリア・ヴェネチア東洋博物館の調査・撮影を実施し、カタロギングに必要な重要な情報を収集することができた。また、この時期に開催されたEAJRS(学会)において、本研究に関する発表を行った。
また、3月には、第4回目の調査撮影を実施し、約4000枚の作品を撮影できた。この期間、初期作品としては重複が多いイタリアのキヨッソーネ日本博物館、3回目の遠征に引続きベネチア東洋博物館の調査を行い、さらには、大英博物館所蔵絵入本の所蔵者と同じ人物が収集し、内容においても大いに関連性が高い-ビーティー図書館の調査/撮影に成功し、約800枚の浮世絵の撮影が完了した。なお、3月19日には、別資金によってロンドン大学SOASにおいて、調査中の資料を使った研究発表を行った。
なお、協力者である石上阿希により大英博物館所蔵浮世絵のうち、春画については、「近世艶本総合データベース」に含み、公開された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] A challenge of digital archiving for Japanese art collections in Europe by a method of ARC2009

    • 著者名/発表者名
      Ryo Akama
    • 学会等名
      European Association for Japanese Resource Studies
    • 発表場所
      Sainsbuery Institute for Japanese and Culture(UK)
    • 年月日
      2009-09-17
  • [図書] イメージデータベースと日本文化研究2010

    • 著者名/発表者名
      赤間亮、冨田美香
    • 総ページ数
      276
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
  • [備考]

    • URL

      http://www.arc.ritsumei.ac.jp/

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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