研究課題/領域番号 |
20401021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
庄司 博史 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 教授 (80142016)
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研究分担者 |
渡戸 一郎 明星大学, 人文学部, 教授 (00230946)
平高 史也 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (60156677)
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連携研究者 |
井上 史雄 明海大学, 外国語学部, 教授 (40011332)
オストハイダ テーヤ 関西学院大学, 法学部, 准教授 (50411583)
イシ アンジェロ 武蔵大学, 社会学部, 准教授 (20386353)
金 美善 国立民族学博物館, 研究員 (50469623)
藤井 久美子 宮崎大学, 教育文化部, 准教授 (60304044)
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研究協力者 |
バックハウス ペート 早稲田大学, 教育学部, 准教授 (40582888)
窪田 暁 総合研究大学院大学, 博士課程, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 移民 / 移民言語 / 移民政策 / 言語政策 / 母語教育 |
研究概要 |
1980年代後半からの日本の急激な多民族化の進展のなか、移民とともにいくつかの移民言語が生活言語として定着しつつある。同時に日本語を母語としない移民にとって、生活、教育の面でさまざまな言語問題も生じている。本研究は、いままで日本ではあまり注目されることのなかった移民言語に焦点をあて、社会言語学的立場から、その実態、および移民にかかわる言語問題への政策に関し調査研究をおこなった。その結果、国家の移民政策、移民の地位、ホスト社会の態度とのかかわりなど、移民言語を取りまく状況は大きくことなるが、今後日本が欧米のような多民族化に向かう上で、移民、国家双方の利益にとっていくつかの示唆的な事例もみられた。
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