(1)第4回档案館予備調査実施(平成21年9月) 満州国とモンゴルとの間で発生したノモンハン事件70年目にあたる平成21年9月16日(停戦協定締結日)にノモンハン事件の現場を調査。70年前の状況調査及び現在を認識するために調査実施。(長春・東北師範大学共同研究グループと実施) (2)第1回吉林省档案館調査実施(平成21年12月) 当該档案館の日本関係資料の状況について調査。未だ、日本関係・偽満関係資料については非常に厳しい公開制限を実施しており、中央の方針の変化に敏感に対処し、現在は非常に厳しい管理・非公開の方針が実施されていることを確認。(天津・南開大学日本研究院共同研究グループと実施) 関係資料、関係刊行物の収集を行う。 (3)第1回旅順档案館調査実施(平成22年3月) 1945年以前の日本関係資料及び偽満関係資料は全て、軍に移管したため当該档案館に存在しないことを確認。(長春・東北師範大学共同研究グループと実施) (4)第1回大連市档案館調査実施(平成22年3月) 日本関係档案目録を閲覧、調査。特に、日本軍が焼却破棄の過程で残存した「紙灰文書」についての情報収集。(長春・東北師範大学共同研究グループと実施) いずれの档案館も、日本関係資料の公開・閲覧には非常に厳しい制限が存在する。
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