(1) 第2回吉林省档案館調査実施(平成22年9月) 前年度の実施に引き続き、吉林省档案館調査を計画し、実施を申し込む。 前年度は、辛うじて、中国側共同研究者名で館内閲覧が許可されたが、本年度は中国側共同研究者に対しても「不許可」の連絡が入る。理由:不明。 (2) 平成22年度東北師範大学共同研究グループとの打ち合わせ実施(平成22年9月) 平成22年に発生した尖閣列島中国漁船衝突事件以降、中国側研究グループが、日本関係資料(特に、偽満関係史料)への対応を拒絶。急遽、調整を実施。 (3) 遼寧省通化市档案館調査実施(平成22年9月) 旧満洲国崩壊時に関東軍撤退拠点となった通化市の档案館調査を計画。実施のため出向くが、閲覧等について日本人研究者受け入れ、拒絶。 (4) 第1回遼寧省档案館調査実施(平成22年12月) 南開大学日本研究院共同研究グループによる調査に同行するかたちで、日本史料の調査を実現する。閲覧制限・複写不可などがある。
|