• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

トルキ山遼墓出土品から見た唐滅亡後の東アジアにおける工芸技術

研究課題

研究課題/領域番号 20401040
研究機関独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館

研究代表者

臺信 祐爾  独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部文化財課, 課長 (80163715)

研究分担者 今津 節生  独立行政法人国立文化財機構 九州国立博物館, 学芸部博物館科学課環境保全室, 室長 (50250379)
伊藤 信二  独立行政法人国立文化財機構 九州国立博物館, 学芸部企画課特別展室, 室長 (00443622)
市元 塁  独立行政法人国立文化財機構 九州国立博物館, 学芸部企画課特別展室, 研究員 (40416558)
キーワード考古学 / 美術史 / 工芸史 / 東洋史
研究概要

内蒙古自治区フフホトの内蒙古文物考古研究所および内蒙古博物館の作品資料調査2回(延べ5名)と内蒙古自治区内の赤峰博物館、巴林右旗博物館、上京博物館などの資料調査(延べ4名)を実施したほか、内蒙古文物考古研究所研究員らをわが国に招聘し、関西地区の資料調査および関係機関を見学した。
8月にスタッフ2名が赤峰博物館、敖漢旗博物館、白塔文物管理所、巴林右旗博物館、林西博物館などの資料調査を実施したほか、内蒙古文物考古研究所および内蒙古博物館で資料調査と意見交換を実施した。また別のスタッフ1名がトルキ山遼墓から出土した木棺に関する技術的な調査研究を現地スタッフとの協力の下継続して実施した。
9月にはスタッフ2名が京都国立博物館における遼時代並行期を取り扱う「東アジアにおける金属工芸に関する公開国際セミナー」に出席し、韓国・中国および日本国内における金属工芸研究の動向など最新の学術情報を入手することができた。
3月には内蒙古文物考古研究所関係者(4名)を招聘し、スタッフ2名とともに遼時代と並行するわが国平安時代や高麗時代の作品調査を京都国立博物館や木下美術館などで実施し関係者と意見交換するほか、平安時代仏教美術の粋が今日まで保存されている教王護国寺、比叡山延暦寺や平等院鳳凰堂・鳳翔館などを見学した。
3月にはスタッフ2名が内蒙古文物考古研究所、内蒙古博物館、上京博物館などを訪問し、資料調査と意見交換を実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 内蒙古自治区吐爾基山遼墓出土彩色木棺の保存 2 -三次元計測と保存修復-2009

    • 著者名/発表者名
      今津節生・臺信祐爾, ほか
    • 学会等名
      第31回文化財保存修復学会研究発表
    • 発表場所
      倉敷市芸文館
    • 年月日
      2009-06-13

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi