| 研究課題/領域番号 |
20401041
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| 研究機関 | 筑波大学 |
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研究代表者 |
手塚 章 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (60155455)
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| 研究分担者 |
呉羽 正昭 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (50263918)
伊藤 貴啓 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10223158)
小田 宏信 成蹊大学, 経済学部, 教授 (30280001)
伊藤 徹哉 立正大学, 地球環境科学部, 准教授 (20408991)
兼子 純 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教 (40375449)
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| キーワード | ヨーロッパ / EU / ライン川 / 流通 / 産業 |
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| 研究概要 |
本研究は、ベネルクス諸国からドイツ・フランス・スイスの3国国境地域にいたるライン地域の空間動態を、ヨーロッパ流動軸(ユーロコリダー)の形成という視点から解明することを目的にしている。3年計画の2年目にあたる本年度は、分担者全員が参加してラインルール地域における現地調査および現地討議を8月下旬に実施した。具体的には、デュイスブルクからエッセン、ドルトムントにかけての地区と、ケルン・ボンを中心とする地区について、産業構造の変化・交通基盤の整備・都市整備事業の展開等に関する資料収集と現地での観察・聞き取りを行った。本地域は、ルール炭田を基盤とする工業地帯の発展により大規模な人口集積を実現したが、1970年代以降におけるエネルギー革命の進展にもかかわらず、ユーロコリダーの中核地域として、経済的な活力を維持しつつ産業転換を進めてきた。工業地帯から大都市地域への変容プロセスについて、現在、研究成果の取りまとめを進めている。他方、重点対象地域のうち、ライン川河口地域については、研究分担者の伊藤(貴)と兼子が昨年度に引き続いて現地調査を実施した。また、分担者全員によるライン川河口地域の現地調査が平成22年度の8月下旬に予定されており、それに向けての準備を行った。他の分担者についても、呉羽・伊藤(徹)・小田はラインルール地域について、手塚・伊藤(徹)は上ライン地域について、個別の資料収集を実施した。これらの作業結果にもとづいて、最終年度にあたる平成22年度には、研究成果の取りまとめを行う予定である。
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