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2010 年度 自己評価報告書

途上国における砒素汚染と貧困の関係に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20401045
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関九州大学

研究代表者

谷 正和  九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (60281549)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワードアジア / 政治生態学
研究概要

本研究は、アジアにおける深刻な環境汚染のうち、各地で顕在化している地下水砒素汚染を対象として、砒素汚染を、単に水資源の環境問題としてのみではなく、汚染地住民の貧困に密接に関係する社会的問題として捉え直すことを目的とする。政治経済体制の違うアジアの砒素汚染地の状況を比較しつつ、生活インフラや経済資源が欠乏している途上国の農村部という社会的環境の中で、貧困が住民の健康状態に影響し、同時に、砒素汚染による健康被害が、貧困を加速している過程を、政治生態学の枠組みで、汚染地の住民から直接聞き取りを行う民族誌的調査によって具体的な事例で明らかにしようとするものである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] ネパール国ナワルパラシ郡パトカウリ村における飲料水砒素汚染による健康被害と貧困の関係2010

    • 著者名/発表者名
      谷正和、筒井康美
    • 雑誌名

      芸術工学研究 13

      ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [雑誌論文] バングラデシュ地下水砒素汚染地域における新しい飲料水源によって拡大する安全な飲料水の獲得の格差に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      筒井康美、谷正和
    • 雑誌名

      芸術工学研究 12

      ページ: 27-33

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 共同利用水源の維持管理とリーダーシップ2010

    • 著者名/発表者名
      筒井康美、谷正和
    • 雑誌名

      九州大学アジア政策センター紀要 4

      ページ: 55-66

    • 査読あり

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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