本プロジェクトは平成21年度には、本研究に関する海外調査・研究の基盤を作った。中国人研究者と研究ネットワークを確定し、若手研究者と中国人研究者との研究に関する信頼関係を確立した。これは、若手学者たちの今後の研究にとって、非常に有意義である。 本プロジェクトは中国の東北地域(吉林省)、河北地域に対して調査を行った。以上の調査と通して、中国の地域間の民間貸借の習慣と経済文化の差異に非常に大きいである。経済発展地域の民間貸借は合理的に行っていることが多い、金額も多き、このような貸借は営利のために動いている。逆に、経済発展が遅れている地域は伝統的な経済文化の影響を受け、非合理的に動いている。勿論、金額も少ない、このような貸借は家庭生活の面に使うことが多いことを明らかになっている。 又は、以上の調査・研究を通して、本プロジェクトメは、H21年11月13日~14日まで二日間を渡って、「中国の民営金融機関と融資システムに関する」(本研究の中間発表会)国際シンポジウムを開催した。日本の連携研究者と海外研究協力者は今までの研究を発表した。 代表者陳捷は積極的に今までの研究を海外で発表する。H21年9月12日、中国首都経済貿易大学より主催した「中日経済・社会国際学術フォーラム」で「暖昧的中国経済文化和経済発展的関係」(中国語)をテーマにする論文を発表した。
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