研究課題
基盤研究(B)
旧ソ連・中東欧諸国、中国の国家社会主義からの離脱とその後の経済社会システムの進化は多様であった。その多様性を、上記諸国のいずれかを研究対象としている研究代表者・研究分担者あわせて7名の海外調査、海外研究者との交流を含む共同研究によって解明するというのが本研究計画の課題であった。その際、以下の2つの問題を検討することにより、市場経済化の多様性にアプローチする方法をとることとした。(1)それぞれの国家がどのような市場経済化戦略を取ってきたのか。(2)それぞれの国家が市場経済化の諸課題を遂行する能力、またその過程で生じる様々な問題を制御する能力をどの程度有してきたのか。旧ソ連についてはロシアとバルト諸国、中東欧についてはヴィッシェグラード(中欧)諸国とスロヴェニア、さらにブルガリア、ルーマニア(南東欧)を主な研究対象国とした。本研究実施にあたっては、中国、ロシアで現地調査を、バルト諸国についてはラトヴィアなど、東欧諸国についてはハンガリー、ブルガリア、ルーマニアなどで現地調査を実施することを計画した。3年目には、2年間の成果に基づき、イギリスでワークショップを開催、日本にハンガリーの専門家を招き研究会(ワークショップ)を開き、残された課題を明らかにし、4年目にさらに研究を深め、計画課題解明に努めるというのが当初の計画であった。
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The Journal of Comparative Economic Studies Vol.6
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ページ: 41-56
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