研究課題/領域番号 |
20402025
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
薛 進軍 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (40262399)
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研究分担者 |
荒山 裕行 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60191863)
園田 正 名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (60329844)
臼井 恵美子 名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (50467263)
杉田 伸樹 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60572568)
岑 智偉 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (30340433)
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キーワード | 所得不平等 / 教育格差 / 国際比較 / 中国 / 日本 / 地域格差 / 機会の不平等 / 階級と階層 |
研究概要 |
家計調査データの分析:繰越した経費で購入した「2004-2007年中国都市家計調査パネルデータデータ」を整理し、今分析作業を行っている。このデータは中国における唯一の全国範囲・連続的に実施した家計調査のデータなので貴重なデータとして非常に学術研究の価値が高いと思われ、これによりもっとよい研究ができると期待される。 国際ワークショップの開催(2009年6月27-28日):中国・インド・タイ・マライシーア・香港・シンガポール・ドイツなどの国から研究分担者・協力者やく20人を集め、名古屋大学でINTERNATIONAL COMPARISON OF INCOME INEQUALITY「所得不平等の国際比較研究」のワークショップを開催し、格差研究の中間報告および最新研究結果を意見交換して本研究の新たな研究ポイントなどを明らかになった。 研究成果の発表:20本以上の英語・日本語・中国語の研究論文を発表している。また、『中国の所得不平等』という本を日本語版(日本評論社、2008年)と中国語版(中国社会文献出版社、2008年)は好評をうけて第二冊を刊行された。『日本経済新聞』、『中国経済研究』等に書評を載せされている。さらに、研究分担者の各位はアジア政治経済学会・中国経済学会などの学会、Cambridge University、アメリカバージニア大学・オーストリアウイーン国立研究所・中国北京大学・清華大学で講演を行い、大変な国際影響を与えている。 研究成果の投稿・著作出版の企画:本研究の成果の一部はUrban Studies, Review of Income and Wealthなど一流の国際学術誌に投稿し、レフリーによい反響を受けており、これから刊行に迎える。また、新たな研究成果はSingapore Economic Reviewの特集として刊行されるよていである。『不平等の国際比較研究』本を英語・日本語・中国語で日本評論社、社会文献出版社、Cambridge University Pressにより出版することも確定している。
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