研究課題/領域番号 |
20402043
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山井 弥生 (斉藤 弥生) 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (40263347)
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研究分担者 |
田辺 欧 大阪大学, 世界言語研究センター, 准教授 (60243276)
石黒 暢 大阪大学, 世界言語研究センター, 准教授 (20273740)
岡澤 憲芙 早稲田大学, 社会科学学術院, 教授 (60063773)
久塚 純一 早稲田大学, 社会科学学術院, 教授 (90037086)
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キーワード | 北欧 / 比較分析 / 高齢者介護 / 北欧モデル / 歴史文化 / 福祉国家 |
研究概要 |
(1) 定期的な研究会の継続(全3回) 研究会では、主に以下の作業を実施した。 (1) 分担研究者のこれまでの研究成果の確認(特に21年度分) (2) 各分担研究者の22年度の研究計画の確認、海外現地調査の打合せを行った。 (3) 今年度のまとめを行い、来年度の計画について意見交換を行った。 (2) 現地調査および資料収集(斉藤、田辺、岡澤、久塚) 各自の計画に合わせて、北欧諸国での現地調査および資料収集を実施した。 斉藤と田辺はフィンランド(ヘルシンキ)とロシア(カレリア地方の旧フィンランド領、サンクトペテルブルグ)を訪問し、現地研究者との研究交流および意見交換、現地施設の見学を行った。また斉藤はスウエーデン(ベクショー)に約3週間滞在し、海外研究協力者のシーバートソン氏(リンネ大学)らと研究打合せを行った。岡澤はスウェーデン、久塚はフランスにて現地調査を実施した。 (3) International conference at the Danish National Centre for Social Research (SFI), Copenhagen, 21-23 June 2010に参加し、北欧諸国の研究者との研究交流を深め、資料収集を行った(斉藤、石黒)。会議では海外研究協力者であるセベヘリ氏(ストックホルム大学)、クリステンセン氏(ベルゲン大学)の研究報告を聞き、同氏らと今後の研究調査についての意見交換を行った。 (4) 『ホームヘルプに関する国際比較調査」に向けた予備調査として、豊中市内の介護サービス事業者の協力のもと、ホームヘルパー約50人を対象にアンケート調査を実施した。本調査ではセベヘリ氏らが7カ国を対象に実施した調査と同じ質問票を使用したが、結果分析を行ったのちに国際比較が可能な調査につなげていく予定である。
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