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2009 年度 実績報告書

地域精神保健におけるピア・サポート活動推進を目的とした日伊比較調査

研究課題

研究課題/領域番号 20402048
研究機関上智大学

研究代表者

藤井 達也  上智大学, 総合人間科学部, 教授 (80248905)

キーワード地域精神保健 / 精神障害者 / ピア・サポート / 日伊比較 / ヴェローナ
研究概要

本研究は、ヴェローナ大学のブルチ教授と対話を積み重ねて実施する、地域精神保健におけるピア・サポート活動推進を目的とした日伊比較調査研究である。第2年目の昨年は、ブルチ教授8月来日による日本の2ヶ所の事例調査と、全国5ヶ所での国際セミナーを実施した。2ヶ所の事例調査では、日伊のピア・サポート推進の類似点と相違点が、かなり明確になった。国際セミナーでは、精神科病院の長期入院者を抱える日本の問題が浮き彫りとなり、チームで責任を持って地域精神保健を展開しているヴェローナの活動が形成された歴史と現状を、日本の参加者は深く学んだ。また、住居活動や社会的協同組合による就労支援にも、質問が多くあった。そして、セルフヘルプ原理を活用してピア・サポートを推進しているSelf Help San Giacumoの活動について、さらに詳しく知りたいという要望が多くあった。ブルチ教授来日中に、会議を積み重ねて、調査や国際セミナーでの質問を基にして、日本での実践に示唆を与えられる部分の明確化に取り組んだ。そして、昨年12月のヴェローナ調査での調査課題も明確化して、ブルチ教授イタリア帰国後に調査の事前調整をしていただくことを依頼した。
昨年12月のヴェローナ調査では、ヴェローナの地域精神保健活動についての確認と、日本の事例調査のまとめ方の検討、Self Help San Giacomoの調査項目や諸資料の確認を、ブルチ教授との徹底した対話によって行った。そして、Self Help San Giacomoの活動への参与観察とインタビュー調査により、調査項目のかなりの部分を調査することができた。
帰国後に、「ヴェローナの地域精神保健とセルフヘルプ原理を活用する社会的協同組合」論文として、ヴェローナ関係部分の調査の中間的まとめを行った。残された課題は、支援方法の具体的内容のさらなる解明と協同組合と結社の組み合わせという組織の検討等と、日本の事例調査のまとめと日伊比較検討、そして、ピア・サポート推進モデルの提示等である。最終年度の課題は明確化したので、継続して調査を行い、研究をまとめたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ヴェローナの地域精神保健とセルフヘルプ原理を活用する社会的協同組合2010

    • 著者名/発表者名
      藤井達也
    • 雑誌名

      上智大学 社会福祉研究 34号

      ページ: 21-38

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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