研究分担者 |
秋田 美代 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (80359918)
今倉 康宏 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (10112640)
佐藤 勝幸 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (80187179)
跡部 紘三 岡山大学, 教育学部, 教授 (90027467)
阿部 弘和 山口大学, 教育学部, 教授 (00091166)
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研究概要 |
本研究は,教員養成大学大学院の開発途上国への設置実現に向けての学術調査研究を行うことを目的とする。 この目的を遂行するため,平成21年度は,次の活動を行った。 1 平成21年8月から平成22年1月にかけて,2回にわたり,ラオス教育省教員養成局長他と大学院修士課程設置について研究打ち合わせを行った。ラオス教育省から大学院設置について,鳴門教育大学への強い協力要請があった。 2 平成21年8月から平成22年1月にかけて,ラオス教員養成学校の施設・設備,特に実験装置,実験器具・薬品類の状況について調査を行うとともに,大学院修士課程設置に向けて必要な設備・装置,実験器具・薬品類等を調査した。 3 ラオス教員養成学校及びラオス国立大学教育学部のカリキュラム・授業科目の内容を調査し,それらをもとにラオスに適する大学院修士課程理数科コースのカリキュラム案及び履修方法案を策定した。 4 平成21年8月及び12月に,タイのコンケン大学総長,教育学部学長他と研究打ち合わせを行い,大学院修士課程設置に向けて,相互協力による大学院設置構想について検討した。そこでは,アジア諸国の開発途上国の現職教員を対象として,コンケン大学と鳴門教育大学のジョイント大学院を設置し,修了者にダブルディグリーを授与する制度の構想について検討した。 5 上の4のコンケン大学の協議にもとづき,コンケン大学に大学院修士課程の海外分校を設置した場合のモデル案を作成した。なお,コンケン大学の意向及びこのモデル案を本学学長に説明し,実現に向けての協力を要請した。
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