研究課題/領域番号 |
20402067
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
齋藤 昇 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (60221256)
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研究分担者 |
秋田 美代 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (80359918)
今倉 康宏 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (10112640)
佐藤 勝幸 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (80187179)
跡部 紘三 四国大学, 附属人間生活科学研究所, 研究員 (90027467)
小原 豊 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (20375455)
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キーワード | 国際教育協力 / 海外分校 / 開発途上国 / 教員養成 / カリキュラム / 理数科教育 / ラオス / タイ |
研究概要 |
本研究は、教員養成大学大学院の開発途上国への設置実現に向けての学術調査研究を行うことを目的とする。 この目的を遂行するため、平成22年度は、次の活動を行った。 1 平成22年8月から9月にかけて、ラオス教育省教員養成局長他と大学院修士課程設置について研究打ち合わせを行った。ラオス教育省から大学院設置について強い協力要請があった。 2 平成22年8月から9月にかけて、ラオス教員養成学校の施設・設備、特に実験装置、実験器具・薬品類の状況について調査を行うとともに、大学院修士課程設置に向けて必要な設備・装置、実験器具・薬品類等を調査した。 3 ラオス教員養成学校及びラオス国立大学教育学部のカリキュラム・授業科目の内容を調査し、それらをもとにラオスに適する大学院修士課程理数科コースのカリキュラム案及び履修方法案を策定した。 4 平成22年6月に,タイのコンケン大学教育学部教員と研究打ち合わせを行い、大学院修士課程設置に向けて、相互協力による大学院設置構想について検討した。そこでは、アジア諸国の開発途上国の現職教員を対象として、コンケン大学と鳴門教育大学のジョイント大学院を設置し、修了者にダブルディグリーを授与する制度の構想について検討した。 5 上の4のコンケン大学の協議にもとづき、コンケン大学に大学院修士課程の海外分校を設置した場合のモデル案を作成した。
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