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2010 年度 実績報告書

ヨーロッパにおける先天性盲ろう児の共創コミュニケーションに関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 20402068
研究機関宮城教育大学

研究代表者

菅井 裕行  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90290890)

研究分担者 土谷 良巳  上越大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (00142000)
キーワード先天性盲ろう / 共創コミュニケーション / 調査研究 / 言語発達
研究概要

近年の盲ろう教育における障害の重度化・複雑化に対応して、ヨーロッパでは「共創コミュニケーション」という新たなパラダイムに基づく実践研究が進んできている。本研究では、ヨーロッパにおける盲ろう児の言語発達研究の最近の成果と課題について、これまで理論構築とともに教育現場への応用研究に携わってきた教育研究機関や研究者を実地訪問し、情報収集を行い、かつ我々が取り組んでいるコミュニケーション研究と比較検討を行うことを目的としている。本年は、パリ(仏国)で開催された国際盲ろう学会(Deafblind International)コミュニケーション・ネットワークによるワークショップに参加し、全ヨーロッパから集まった研究者や実践家と研究交流を行い、資料を収集した。一昨年出版されたそれまでの研究成果をまとめた文献について、その全文を入手できたので、国内の研究協力者とともに合宿形式でその内容確認および記載内容についての分析と、付属している映像資料の視聴および批評を行った。「また、昨年度に実地訪問したグラスゴー(英国)のSense Scotlandの研究者もこのパリの会議に参加していたことから、これまでの電子メールによる情報交流をもとに、同じパリの会議の中で、二人の研究者を招聘し研究交流を行う計画について具体的な調整を行った。12月に計画通り二人の研究者を招聘し、都立盲学校の訪問、そして筑波大学を会場にセミナーを開催した。その後、福井大学で研究交流会および施設訪問を実施した。特に福井大学では、我が国で蓄積されてきた研究内容との比較検討が行われた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 北欧における人工内耳(スウェーデンを中心に)2011

    • 著者名/発表者名
      菅井裕行
    • 雑誌名

      平成22年度研究・実践報告:人工内耳事例報告集

      巻: 1 ページ: 75-823

  • [雑誌論文] 欧州における先天性盲ろうの子どもとの共創コミュニケーション2011

    • 著者名/発表者名
      土谷良巳
    • 雑誌名

      上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要

      巻: 17 ページ: 1-11

  • [雑誌論文] エマヌエル症候群児におけるコミュニケーション支援の試み2010

    • 著者名/発表者名
      菅井裕行・金森光紀
    • 雑誌名

      宮城教育大学特別支援教育総合研究センター研究紀要

      巻: 5 ページ: 40-54

  • [学会発表] ヨーロッパにおける先天性盲ろう児との共創コミュニケーション研究2011

    • 著者名/発表者名
      土谷良巳・菅井裕行・岡澤真一・中村保和
    • 学会等名
      日本発達心理学会第22回
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      20110300

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公開日: 2012-07-19  

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