研究課題
基盤研究(B)
インド洋における巨大津波の再来間隔の推定を目的とし,スリランカ南西~東海岸で陸上・湖底掘削を実施して連続柱状試料を採取した.掘削コアには,泥炭層の間に海洋起源のプランクトンを含む砂層が複数層存在し,年代測定の結果,南東部では最大7000年ほどの地質記録が得られること,およそ600-1000年の間隔で津波起源と考えられる砂層が堆積していることが明らかになった.南東部を対象とした数値計算の結果,現地の痕跡をよく再現でき,津波堆積物の分布も説明ができることがわかった.
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件) 図書 (2件)
Geomorphology Vol.127
ページ: 107-116
Radiocarbon 52
ページ: 310-318
Journal of Quaternary Science 25
ページ: 19-25
Japan. 11
ページ: Q06014