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2008 年度 実績報告書

Tタウリ型星の大規模探査による星団形成の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20403003
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

杉谷 光司  名古屋市立大学, 大学院・システム自然科学研究科, 教授 (80192615)

研究分担者 仲野 誠  大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (80198168)
キーワード宇宙物理 / 光学赤外線天文学 / 星団形成 / Tタウリ型星 / 原始惑星系円盤 / 前主系列星
研究概要

本研究では、私たちがハワイ大学2.2m望遠鏡用に開発した広視野グリズム分光撮像装置(WFGS2)を用いて星団形成領域でTタウリ型星を大規模に探査することで過去の星形成の様子を明らかにし、赤外線から得られるデータと合わせて星団形成のメカニズムを明らかにすることを目指している。
平成20年度までにSerpens分子雲の北部で既に取得されているWFGS2データおよび赤外線カメラSIRIUSの偏光データの解析を行い、星団形成領域での星形成の継続時間や磁場構造の推定を行い連携研究者の行ったシミュレーションとの比較検討を行った。合わせて「星形成ワークショップ」や「Astronomical Polarimetry2008」研究会で研究発表を行った。また、学術雑誌への投稿論文の準備も行っている。
2008年8月には主として星団形成領域IC1396を2回に分けて合計7夜のWFGS2観測を行った。また、11月にも星団形成領域W4の観測を行った。 IC1396では約700個のTタウリ型星候補天体を検出したので、中間報告として天文学会春季年会でポスター発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] IC1396領域の大規模Tタウリ型星探査2009

    • 著者名/発表者名
      仲野誠, 杉谷光司, 福田尚也, 渡辺誠
    • 学会等名
      日本天文学会2009年春季年会
    • 発表場所
      大阪府立大学(大阪府堺市)
    • 年月日
      20090324-20090327
  • [学会発表] Near-Infrared Polarimetry of the Serpens core2008

    • 著者名/発表者名
      Koji Sugitani, Motohide Tamura, Makoto Watanabe, IRSF/SIRPOL Team
    • 学会等名
      Astronomy Polarimetry 2008, Science from Small to Large Telescopes
    • 発表場所
      La Malbaie, Quebec, Canada
    • 年月日
      20080706-20080711
  • [学会発表] 星団形成領域の赤外線観測2008

    • 著者名/発表者名
      杉谷光司
    • 学会等名
      国立天文台研究集会・NROワークショップ共催「第4回星形成ワークショップALMA, ASTEで切り開く星形成研究の新展開2
    • 発表場所
      国立天文台三鷹
    • 年月日
      2008-06-24

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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