研究課題
基盤研究(B)
本研究は、南半球春期に南極オゾンホール内のオゾン破壊分子を含んだ低オゾン濃度空気塊が中緯度地帯まで到来することによって中緯度地帯のオゾン層に与える影響を評価し、そのメカニズムに関するこれまでの知見を観測的に検証し、また新たな知見を得ることが目的である。そのために、地上ミリ波分光計を南米最南端近くのリオ・ガジェゴスに設置し、オゾンとオゾン破壊関連分子の高度分布の連続観測を行い、得られたオゾン等の高度別時間変動データと気象場解析及び化学輸送モデルとの比較から、オゾンホールの中緯度地帯への影響を評価し、その力学・化学過程の検証・解明を進める。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (2件)
Journal of Geophysical Research 115
ページ: doi:10.1029/2010JD014379
Advances in Space Research 42
ページ: 1167-1171
http://skx1.stelab.nagoya-u.ac.jp/
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0029/0002904/profile.html