研究課題
基盤研究(B)
電離圏カスプ領域に発生する約10mの空間スケールの激しい電子密度擾乱については発生メカニズムが良く分かっていない。本研究では観測ロケットにより密度擾乱の直接観測を実施し発生メカニズム解明を目指す。観測ロケットは2008年12月にノルウェーにて打ち上げられ電子密度擾乱域の直接観測に成功した。その結果、電子密度擾乱の空間分布とパワースペクトル、波長630nmのオーロラ発光領域との対応、約100eVの降下電子との関連性について新しい知見が得られた。
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Journal of Geophysical Research 115, A12
ページ: 10.1029/2010JA015710