研究課題/領域番号 |
20404006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 第一薬科大学 |
研究代表者 |
原口 浩一 第一薬科大学, 薬学部, 教授 (00258500)
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研究分担者 |
遠藤 哲也 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (10133216)
小瀧 裕一 北里大学, 海洋生命科学部, 准教授 (30113278)
松原 大 第一薬科大学, 教授 (60368975)
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連携研究者 |
古賀 信幸 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (80136514)
太田 千穂 中村学園大学, 栄養科学部, 講師 (80271435)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 天然臭素化合物 / 海藻 / 食物連鎖 / 生物濃縮 |
研究概要 |
東南アジア海域の特定の海藻でhydroxy-PBDEが大量に産生されることを明らかにした。パラオ産の海綿から検出されるdihydroxy-PBDEおよびそのメトキシ体のLC/MS/MS分析法を確立した。フィリピンの海菊貝ではhydroxy-PBDEが高濃度で取り込まれ、成長ともにメチル化され、MeO-PBDEとして残留した。ベトナム産の貝類から抗菌作用を有するハロゲン化ビフェノール類を単離した。これらの二次代謝産物は食物連鎖を通じて高等海洋生物に蓄積するほか、抗菌薬のリード化合物としても期待される。
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