研究課題
基盤研究(B)
海外の地震国における世界遺産組積造建築物として、ギリシャ・パルテノン神殿およびインドネシア・プランバナン寺院において、耐震性に関わるモニタリング調査を行った。建造後25世紀の間、地震で大きな被害を受けた記録のないパルテノン神殿では、常時微動および地震観測を行い、その基礎的な振動特性を明らかにするとともに、歴史地震による地震動を推定した。また、2006年ジャワ島中部地震によって大きな被害を受けたプランバナン寺院では、地震観測および亀裂変位・温湿度観測を行い、地震被害の原因および現状の構造安定性を確認した。本研究では、これらの他、ネパール・カトマンズの世界遺産塔婆建築の振動調査を行った。
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