研究概要 |
中央アジア・ウズベキスタン共和国内のサマルカンドからヌクスにかけてのゼラフシャン川流域,アムダリア流域にて,大規模灌漑農業による環境汚染と生態系への影響について調査を行った. ・飲料水である地下水の調査を行った. ・潅漑用水,潅漑排水,および河川水を採取し,灌漑農業による河川水への影響を調査した. ・大規模灌漑農地で土壌を採取した. 以上のような現地調査を行い,試料を日本に持ち帰り以下の分析を行っている. ・ICP-MSを用いたウラン濃度および同位対比 ・α線スペクトロメトリーを用いた放射性同位元素の測定 調査した結果をもとに, 2008年11月にチュニジアで行われたDesert Technology 9, 2008年3月にウズベキスタンで行われたPROBLEMS OF ARAL: IMPACT ON THE GENE POOL OF POPULATION, FLORA, FAUNA AND INTERNATIONAL COOPERATION FOR MITIGATING CONSEQUENCES, 2009年6月にウズベキスタン大使館主催で東京で行われたSeminar on Aral Sea Problem, its Impact on Gene Pool of Population, Flore and Fauna and Measures on its Mitigation, 2009年3月外務省主催で行われた中央アジア+日本の国際会議にて,講演した
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