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2010 年度 自己評価報告書

ボルネオ低地フタバガキ林における植物-送粉者ネットワーク構造とその生成要因

研究課題

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研究課題/領域番号 20405009
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 生態・環境
研究機関京都大学 (2013)
総合地球環境学研究所 (2008-2012)

研究代表者

酒井 章子  総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (30361306)

研究期間 (年度) 2008-04-08 – 2014-03-31
キーワード送粉 / 熱帯 / 生態ネットワーク / ボルネオ
研究概要

生物間相互作用は、生物多様性の創出・維持に重要な役割を果たしており、陸上でもっとも生物多様性の高い熱帯雨林で温帯より強い依存関係や特殊化が見られるのは、その傍証であると考えられる。しかし、熱帯林群集の種間関係の構造にどのような特徴が見られるのか、また、その構造の生成要因については、十分なデータがなくほとんどわかっていない。
本研究は、ボルネオ低地熱帯雨林における植物-送粉者ネットワークを明らかにし、その生成要因について検討することを目的としている。具体的には、
(1)すでにあるデータをもとに、世界の様々な生態系における植物-送粉者ネットワークのデータを整理し、植物と送粉者でパートナーの幅の分布パターンを明らかにし、そのメカニズムを考察する。さらに、地理的にネットワークの変異も考察することで熱帯の特徴を明らかにする。
(2)ボルネオ低地フタバガキ林でこれまでに採集された標本の同定、データベース化を行う。
(3)ランビル国立公園における林冠観測システムを利用して、さらに送粉昆虫の採集をすすめ、系統の情報と合わせて進化的な分析を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] アリ植物Macarangaの繁殖にアリは役立っているのか?2011

    • 著者名/発表者名
      山崎絵理(京大生態研), 乾陽子(大阪教育大), 酒井章子(地球研)
    • 学会等名
      日本生態学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2011-03-10
  • [学会発表] 植物-送粉者ネットワーク構造の地理的パターン2011

    • 著者名/発表者名
      酒井章子(地球研), 徳永幸彦(筑波大・生命環境), Arndt Telschow (Helmholtz Centre for Infection Research, Germany)
    • 学会等名
      日本生態学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2011-03-10
  • [学会発表] Pollination of Mallotus (Euphorbiaceae) in tropical and temperate forests.2010

    • 著者名/発表者名
      Eri Yamasaki(Kyoto University), Shoko Sakai(RIHN)
    • 学会等名
      Sarawak Biological Resources Forum 2010
    • 発表場所
      Kuching, Sarawak, Malaysia.
    • 年月日
      20100329-20100331

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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