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2012 年度 実績報告書

中国・広東省における蚊媒介性フラビウイルス感染症の疫学調査

研究課題

研究課題/領域番号 20405040
研究機関京都産業大学

研究代表者

前田 秋彦  京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (70333359)

研究期間 (年度) 2008-04-08 – 2013-03-31
キーワード蚊媒介性感染症 / フラビウイルス / 中国 / 広東省 / 日本脳炎ウイルス / デングウイルス / ウエストナイルウイルス / 疫学調査
研究概要

平成24年度の計画の一つは、中国・広東省におけるフラビウイルス感染症の血清疫学調査であった。広東省感染制御センター(CDC)の共同研究者たちと共同して調査を行った。調査結果については、今後、学会等に報告していく予定である。また、中国や日本国内に生息する媒介蚊やその幼虫からのウイルス分離と解析を行った。中国では広東省内で、日本では京都市内で研究を行った。広東省の蚊ではデングウイルスの感染をRT-PCRにより確認したが、蚊からのウイルス分離は成功しなかった。京都市内の蚊からは、各種フラビウイルスは検出されず、ウイルスも分離されなかった。また、これまでに開発したフラビウイルス感染鑑別法の有効性について検討することを予定していた。マウスやニワトリ雛、ウマでの実験感染動物においての有効性は確認できたが、ヒトでの有効性については確認できておらず、今後、検討することとした。
現在、次の二つの論文を関連雑誌に投稿中である。
1. S. Jiang, Ke, C.-W., Maeda, A., et al.Re-emergence of Dengue Virus Serotype 2, 3, and 4 and Its Co-circulation with Predominant Dengue Virus 1 in Guangdong Province, 2010.
2. Jiang, S., Ke, C.-W., Maeda, A., et al.Epidemiology and genetic characterization of dengue fever viruses in Guangdong province, China, 1978-2010.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Review of diagnostic plaque reduction neutralization tests for flavivirus infection.2013

    • 著者名/発表者名
      Maeda, A.
    • 雑誌名

      Vet. J.

      巻: 195 ページ: 33-40

    • DOI

      10.1016/j.tvjl.2012.08.019

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The chicken 2-5 oligoadenylate synthetase A inhibits the replication of West Nile Virus.2012

    • 著者名/発表者名
      Tag-El-din-Hassan
    • 雑誌名

      Jap. J. Vet. Res.

      巻: 60 ページ: 95-103

    • 査読あり
  • [学会発表] 京都市におけるアカイエカとチカイエカの捕集数および構成比の空間差異2013

    • 著者名/発表者名
      米島万有子
    • 学会等名
      第65回日本衛生動物学会
    • 発表場所
      北海道,江別市
    • 年月日
      20130405-20130407
  • [学会発表] 京都市における紅斑熱群リケッチアの検出.2012

    • 著者名/発表者名
      染谷梓
    • 学会等名
      第154回日本獣医学会
    • 発表場所
      岩手県,盛岡市
    • 年月日
      20120914-20120916

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公開日: 2014-07-24  

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