研究課題
基盤研究(B)
ハノイ近郊農家の家禽、ブタから検体を採取した。平成20年度は豚13.3%(8/60)、アヒル8.6%(126/1470)から、21年度は豚80.9%(242/299)、アヒル87.8%(527/600)、鶏55.4%(332/599)から、22年度は豚30.7%(92/300)、アヒル18%(108/599)、鶏22.7%(136/599)からインフルエンザウイルスA型遺伝子が検出された。その内20年度検体からはH6N1亜型、H9N2亜型を分離したものの、H5N1亜型は分離されなかった。解析の結果、ベトナム株は日本を含む極東地域の株に近く、渡り鳥が伝搬に関与する可能性が示された。15年~17年に流行したH5N1亜型は、現時点では北部ベトナムでは顕著な侵淫は認められない。
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