研究課題
基盤研究(B)
本研究では、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア等のアジア地域におけるフィールドワークにより、飲用井戸水やヒト検体(爪、尿、毛髪等)におけるヒ素等の重金属濃度を測定し、重金属汚染の現状を明らかにする。次に、ヒ素による癌原及び癌遺伝子産物の二量体形成を介した活性化が発癌に深く関与していることを証明する。さらに、本機構におけるヒ素誘発癌の機構を分子・細胞レベルで調べる。最後に、フィールドワークと分子生物学的研究を統合して、ヒ素をはじめとする重金属が癌を中心とするヒトの疾患に与える影響を調べ、重金属誘発疾患の発症の予知・予防法の開発に結びつける。
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