研究課題
基盤研究(B)
飲用井戸水に含まれるヒ素が、慢性ヒ素中毒患者からの発癌を誘発していることが報告されている。ゆえに、ヒ素汚染井戸水を特定することは重要である。さらに、ヒ素誘発癌の機構を解明することは、新しい予防療法を開発するために重要である。本研究では、アジア地域の大学との国際共同研究により、ヒ素を含めた種々の元素の濃度を調べた。さらに、ヒ素がシステインを標的に作用し、癌遺伝子産物の三次元構造修飾を介した活性化より、発癌を誘発する可能性を示した。本機構に基づいて、システインを標的としたヒ素誘発癌の予防療法を提案した。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (5件) 図書 (1件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
Arch Toxicol
巻: 87 ページ: 439-447
Neurotoxicol
巻: 33(5) ページ: 1276-83
巻: 86(6) ページ: 961-73
PLoS ONE
巻: 6(10) ページ: e25636
J Toxicol Environ Health A
巻: 74(18) ページ: 1240-7
Toxcol In Vitro
巻: 25 ページ: 623-629
Toxicol Environ Chem
巻: 92(9) ページ: 1609-12
J Cell Biochem
巻: 110 ページ: 399-407
巻: 108(5) ページ: 1059-65
J Toxicol Environ Healt A
巻: 71(16) ページ: 1053-5
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/1814/1815/kankyouroudoueiseigaku.html