研究課題
基盤研究(B)
病原性腸管寄生原虫ジアルジアの種内多型の形成および維持メカニズムを解明し、各遺伝子型形成の背景にあるライフサイクルの特異性を考慮した原虫対策を確立することを目的に、インドネシアのスンバ島において継続的な横断的分子疫学調査を実施した。その結果、調査地域におけるジアルジアをはじめとする多様な各種原虫の高度のまん延を確認しリファレンスとして収集することができた。さらに、地理的分布と感染者からの聞き取り調査より、ジアルジアの各遺伝子型に特異的な伝播経路を示し、生活環の隔離・棲み分けが、遺伝子型の維持形成に重要な役割を果たす可能性を明らかにした。
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