研究課題
基盤研究(B)
ネパールは世界の最貧国の1つであり、下痢症による乳児死亡率が著しく高い。本研究では、先行研究で確立した臨床情報および検体収集のための調査拠点とネットワークを活用し、ネパールにおいて、(1)世界的にもきわめて特殊なロタウイルス株が流行している疫学的状況を監視すること、(2)ロタウイルスワクチンが定期接種に導入された場合の重症下痢症発生に与えるインパクト(下痢症入院患者数が激減するかどうか)を評価すること、(3)他の病因、すなわち、ノロウイルスおよび病原性大腸菌の重症下痢症に占める役割とその動態を明らかにすることを目的としたものである。
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ページ: 1073-86