研究課題/領域番号 |
20406021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
石崎 武志 福井大学, 医学部, 教授 (80151364)
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研究分担者 |
松川 茂 福井大学, ライフサイエンス支援センター, 准教授 (00092809)
酒井 秋男 松本大学, 人間健康学部, 教授 (70020758)
小泉 知展 信州大学, 医学部附属病院, 准教授 (20273097)
栂 博久 金沢医科大学, 医学部, 教授 (90142554)
飴嶋 慎吾 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (60262614)
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研究協力者 |
ALMAZ Aldashev キルギス国立分子生物医学センター, センター長
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 高地適応動物 / ヤク / ウシ / high-altitude pulmonary hypertension(HAPH) / Rhoキナーゼ / エンドセリン / 肺高血圧症 / 右心カテーテル法 |
研究概要 |
極限高地生息動物であるヤクは低酸素環境にもかかわらず、肺高血圧症(High-altitude pulmonary hypertension, HAPH)を発症しない。その理由の一つは、血管トーヌスの基本的な維持機序であるRhoキナーゼ活性の極度の抑制にあると判明した。肺血管組織学的検討でも肺動脈血管壁肥厚というリモデリングも認められなかった。一方、ウシやキルギス人ではHAPHを発症し、その成立機序にはRhoキナーゼの活性化が関与していた。
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