研究課題
基盤研究(C)
現在のマイクロプロセッサは,複数の命令を並列実行することで,高速処理を実現している.本研究では,プログラムを機械語に翻訳する際に,実行速度に重要な影響を与える命令を予め抽出(静的データ依存の解析)しておき,実際にプログラムを実行するときには,簡単な処理(命令ステアリング)だけで済むようにすることで,従来方式よりも高効率な処理を実現する.研究期間内に行なった評価では,静的ステアリングでも従来方式と変わらない性能が得られることを示した.
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IEICE Transactions on Information and Systems Vol.E93-D, No.4
ページ: 891-902