本研究代表者及び研究分担者が所属する知能情報工学科計算機工学研究室が現有する計算機設備のうち6台のワークステーションは年間50万円のレンタル契約設備である。現有の計算機は、他の研究のため四六時中稼動している。その為構築中の並列計算機システムを拡張・構築する予定であったが、研究成果が生まれたので、全予算を急きょ国際会議発表のために使用した。 研究目標の欄で記載した2研究課題(1)と(2)を解決するために、次のような計画をたてた。 (1)現有施設、(2)研究分担との関連から(3)研究計画・方法を説明する。 (1)チャネル割り当ての最適化問題を、資源数(総チャネル数)一定の下で定式化(研究目標(1)) (1)6台の既存の計算機を使用した (2)研究代表者及び研究協力者担当 (3)最適化問題の定式化は以下のように定義した。 総チャネル数=1マクロセル内のマイクロセルの最小彩色数×1マクロセルのチャネル数+全領域内のマクロセルの最小彩色数×1マクロセルのチャネル数。この定義の妥当性を検討した。関連の2国際会議で成果を問うた。さらに、3国際会議に出席し、関連の資料を得て、検討した。 (2)仮想ネットワークにおいて、シミュレーション実験を行う。(研究目標(2)) (1)6台の既存の計算機を使用した (2)研究協力者担当 (3)通信サービスの評価つまり通信の接続率を、実用環境下のシミュレーションで求めた。
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