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2009 年度 実績報告書

パラコンシステント論理プログラムに基づくルート構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20500074
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

中松 和己  兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (60227874)

研究分担者 渡辺 尚  静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (90201201)
キーワードアドホックネットワーク / パラコンシステント論理プログラム / ネットワークルーティング
研究概要

本研究の目的は、スマートアンテナを用いて空間利用効率を向上させる効果的な自律分散型直交ルート構築および複数ルート構築を行うためEVALPSNの論争推論機能を利用した直交ルート構築アルゴリズムおよび複数ルート構築アルゴリズムを展開し、それらを分析・評価する。さらにその結果を踏まえ、パラコンシステント論理プログラムEVALPSNの電子回路化を念頭に置いたEVALPSNに基づくルート構築方式の実装実験の可能性を検討することである。
平成21年度は、昨年度の研究成果を踏まえ、直交ルート構築アルゴリズムを対象より外し、複数ルート構築プロトコルのEVALPSNモデル構築に的を絞り研究を行った。中松(代表者)と渡辺(分担者)が共に議論し、最も基本的なネットワークプロトコルであるDSR(Dynamic Source Routing Protoco1)をそれぞれの立場よりルート構築方式の詳細分析を行い、そのメッセージ制御方法をEVALPSNによりモデル化した。また、DSRの拡張である複数ルートを制御するプロトコルMulti-DSRのEVALPSNモデル構築も行った。現在は他の複数ルートを扱うプロトコルも含め、EVALPSNモデルの特色である蓋然性推論、論争推論の効果的適用が可能かを検討中である。並行してEVALPSNモデルに基づくシミュレーター構築についても検討中である。
これらの研究成果は論文2編として平成22年度中に公表予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] Introduction to Intelligent Network Routing Based on EVALPSN2010

    • 著者名/発表者名
      Kazumi Nakamatsu, et al.
    • 雑誌名

      Lecture Notes on Computer Science (未定, 未詳)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Application of EVALPSN to Network Routing2010

    • 著者名/発表者名
      Kazumi Nakamatsu, et al.
    • 雑誌名

      Studies in Computational Intelligence (未定, 未詳)

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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