研究課題/領域番号 |
20500095
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
澤本 潤 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (50438082)
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研究分担者 |
和田 雄次 東京電機大学, 情報環境学部, 教授 (30366398)
杉野 栄二 公立大学法人岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (10293391)
加藤 貴司 公立大学法人岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (20323115)
瀬川 典久 公立大学法人岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (20305311)
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キーワード | マルチデータベース / 仮想化 / データマイニング / マルチエージェント |
研究概要 |
マルチデータベース仮想化技術の研究とデータマイニングエージェント技術の研究に着手し、その研究目標に対する具体的な研究成果は以下の通りである。 (1)マルチデータベース仮想化技術の研究:マルチデータベース仮想化の方式設計としてデータモデルやベンダーが違う同種・異種データベース(RDB、XMLDB、OODBなど)を対象に、XMLを介した変換方式を検討した。一部各データベースからスキーマ情報とデータ情報を取り出し、他のデータベースに格納することによって、そのデータベースから元のデータベースの操作をしているかのような仮想化のプロトタイピングを行い、提案方式の一部動作確認を行うと伴に今後に向けた課題の抽出を行った。 (2)データマイニングエージェント技術の研究:マルチデータベースを対象としたデータマイニングエージェントの方式検討を行った。具体的には、分散ネットワーク環境において動的に必要なデータベースを選択するP2Pオーバレイネットワーク上での分散ハッシュ方式、モバイルエージェントによる応答性能を保ちながらネットワーク負荷の少ない情報収集方式、ルール発見/ルール可視化などのデータマイニング作業を支援する方式の検討を行い、一部プロトタイプの作成に着手した。 (3)ネットワーク技術とセキュリティ技術の研究:ユビキタスコンピューティング環境におけるネットワークセキュリティ技術のとして、両大学のLANをVPN接続したセキュアーなネットワーク構築を行い研究環境の整備を行った。
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