• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

情報の基礎概念および処理過程の教材向け可視化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20500100
研究機関放送大学

研究代表者

川合 慧  放送大学, 教養学部, 教授 (50011664)

研究分担者 秋光 淳生  放送大学, 教養学部, 准教授 (60334348)
キーワード可視化 / 教材作成 / アニメーション / 抽象概念
研究概要

1.可視化に関する調査
抽象的な事物を可視化するシステムについて,主に説明図のパターン等を扱う研究についてレビューし,それらが扱っている要素を精査,分析することによって,可視化の基本系とでも呼べるものを構成する見通しをつけた.基本系には人間の認知に関わる事項も多いので,さらなる整理が必要であることを明らかにした.
2.アルゴリズムアニメーションに関する調査
情報処理におけるアルゴリズムの説明方法としてのアニメーションに着目し,研究分野としてのアルゴリズムアニメーションを取り上げ,先行研究について調査した,その結果として,アニメーションが実際のプログラムの動き(手続き的表現)に則しているものが多く,アルゴリズムの本質(意味的表現)を表現することが非常に難しいことが判明した.次年度はこの点に着目した整理・分析を行なう予定である.
3.組み込み可視化系に関する調査
各種のシステム開発の支援系で使われている可視化サブシステムを調査し,そこで扱われている抽象概念とその可視化方法についての整理・分析を行なった。その結果,特定の構成要素の可視化については,ウインドシステムなどのOSの機能の利用が有用であることが明らかとなった.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 基礎情報科学2009

    • 著者名/発表者名
      川合 慧, 萩谷 昌己
    • 総ページ数
      298
    • 出版者
      放送大学教育振興会

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi