研究課題
当初の計画に基づいて、身体活動を伴うさまざまな種類のエンターテイメント・インタフェースの調査からこのプロジェクトを開始した。この段階では既に実施した二つの研究1.手と表情の動きによって芸術的表現を可能にする身振りエンターテイメント・インタフェースと、2.ユーザーをよりいっそう身体活動に参加させるためのグラフィカル・エージェントについての分析と拡張を行った。そこで得られた知見は身体活動を伴うエンターテイメント技術に関する国際会議において発表した。続いて、新たに二つのエクサゲーム・インタフェースの開発に着手した。西スイス応用科学大学のOlivier Liechti教授と大学院生と共に、携帯電話上で動作するロールプレイングゲームを支援するシステムを設計し、動作させた。さらに、それとは別に、マルチメディアの出力を持つように拡張したブランコ型のインタフェース・システムの研究を、オランダのアイントホーフェン工科大学のChristoph Bartneck助教授と協同で実施した。これはエクサゲームにおいてプレイヤーが双方向的な視聴覚コンテンツを楽しむことを可能にするものであった。このシステムのプロトタイプは既に設計され、予備的なテストを実施している。その結果、基礎的な問題をいくつか発見することができた。それらは1、センサの種類、2、マッピング、3.マルチモダリティ、4.社交的作用の四つに整理することができる。これらは次の段階において検討していく課題である。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)
Internat ional Journal of Coiputational Science 2
ページ: 46-60
Proc., Facial and Body Expressions for Control and Adaptation of Games
ページ: 63-69
Proc., Emotion in Adaptive Behavior and Cognitive Robotics
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