研究課題
基盤研究(C)
工場生産ラインの管理や大型機器類の運転・メンテナンス等の共同作業では、作業者間で作業対象や環境に対する注意を分担し、作業チームと環境が一体となった認知主体として機能する必要がある。しかし、作業者間のミスコミュニケーションによる機能不全が起こった場合、作業の失敗や場合によっては事故に繋がる危険が生じる。本研究では、こうした共同作業の機能不全を防ぐために、作業中の注視や身体動作データに基づいてミスコミュニケーションを検出する指針を築くことを目標とする。当初の計画は以下の通りであった。初年度:既存のデータを詳細に解析し、その結果に基づき新データを収録する。2年目:初年度収録データの解析およびミスコミュニケーションモデルの構築。3年目:引き続き初年度収録データの解析およびミスコミュニケーションモデルの構築。加えて、簡易化したセンサを用いたデータ収録4年目:簡易センサ版データに基づくモデル構築。
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