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2009 年度 実績報告書

自他の作業空間を区別なく動き回れる実写ベースの遠隔ビデオ協調作業支援の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20500122
研究機関日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所

研究代表者

平田 圭二  日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, メディア情報研究部, 主幹研究員 (30396121)

研究分担者 葛岡 英明  筑波大学, システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
山下 直美  日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, メディア情報研究部, 研究員 (70396141)
キーワード遠隔ビデオコミュニケーション / 同室感 / 座席配置 / テレビ会議 / t-Room / 話者交代 / 一体感 / 合意度
研究概要

t-Roomを実験環境として用い,システム構成を体系的に変化させることによって対称性がどの程度の影響を受けるかを明らかにし,更にシステム構成の変化がもたらした対称性の欠如が遠隔ビデオコミュニケーションや協調作業に及ぼす影響を調べた.特に,対面環境において座席配置が議論の形態や進め方に大きな影響を及ぼすことは良く知られている.しかし,ビデオコミュニケーションシステムを介した遠隔環境でも,座席配置がコミュニケーションに同様の影響を及ぼすかについて,まだ明らかにされていない部分は大きい.遠隔地間で自由な座席配置を取ることを可能とするビデオコミュニケーションシステムt-Roomの特徴を活かし,座席配置の違いがビデオコミュニケーションに及ぼす影響を調べた.
研究代表者平田は本提案の統括責任者として各研究者間の連携を深めるとともに,実験分析と検討が円滑に実施できるよう調整を行い,論文作成においても全体構成・内容の検討・調整・執筆を行った.研究分担者葛岡は技術と理論における指導的な立場から実験分析,検討をし,論文執筆に参加した.研究分担者山下は葛岡とともに実験分析,検討に当たった.論文化においては第一著者として主導的な役割を果たした.
CSCW2009 Video部門での発表のため,当該メンバは協力してデモビデオの構成,ストーリ,ナレーション,字幕等の作成にあたった.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 座席配置替えが遠隔ビデオコミュニケーションに及ぼす影響について2009

    • 著者名/発表者名
      山下直美, 平田圭二, 青柳滋己, 葛岡英明, 梶克彦, 原田康徳
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 50

      ページ: 3250-3260

    • 査読あり
  • [学会発表] A Method for Supporting Recognition of Remote Bodily Gestures2010

    • 著者名/発表者名
      梶克彦, 山下直美, 平田圭二
    • 学会等名
      CSCW 2010(Video部門)
    • 発表場所
      Savannah, Georgia, USA
    • 年月日
      2010-02-10
  • [備考]

    • URL

      http://www.mirainodenwa.com/

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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