研究課題
基盤研究(C)
本研究では、画像特徴の生成過程を階層型の確率モデルを用いてモデル化し、これに基づいて画像認識を行う手法を考案した。本手法においては画像特徴発生確率を決定する"トピック"を考え、このトピックの分布により画像特徴生成過程を記述する階層型の確率モデルである確率的トピックモデルを用い、これに基づくパラメータ推論方式を示すと共に、このモデルを文書画像の領域属性認識等に用いるための基本手法を示した。さらに提案手法を情報量の少ない小領域認識に適用するための拡張法も示している。さらに本研究では、確率的トピックモデルを用いず、識別関数の階層構造により高速・高精度な識別を行うための手法についても検討した。なお、本研究の一部は文書画像解析に関する国際ワークショップ(IAPR International Workshop on Document Analysis Systems 2008)において論文賞(best paper award honorable mention)を受賞した。
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電子情報通信学会論文誌D Vol.J92-D, No.6
ページ: 876-887
http://hdl.handle.net/10091/12047
http://hdl.handle.net/10091/12016
http://hdl.handle.net/10091/12236
http://hdl.handle.net/10091/12019